保険診療と実費治療の大きな違いを知って頂くため
以下にわかりやすく表にしました。
治療 | 審美性 | 耐久性 | 咬合性 | 適合性 | 費用 |
---|---|---|---|---|---|
オールジルコニア | ○ | ☆ | ☆ | ◎ | 75,600円~ |
オールセラミック | ☆ | ◎ | ◎ | ◎ | 52,500円~ |
メタルボンド AGC | ◎ | ◎ | ◎ | ☆ | 56,700円~ |
メタルボンド | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 47,250円~ |
ホワイトボンド | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 37,800円~ |
ハイブリッドセラミック | △ | ○ | ○ | ◎ | 20,200円~ |
ゴールドクラウン | × | ☆ | ☆ | ☆ | 31,500円~ |
審美性=見た目 耐久性=長持ちする 咬合性=噛み合せ 適合性=体に適合しているか(アレルギー)
治療 | 審美性 | 耐久性 | 咬合性 | 適合性 | 費用 |
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※ 硬質レジン前装冠 | △ | × | ○ | △ | 23,000円~ |
※ 硬質レジンジャケット冠 | △ | △ | ○ | △ | 11,700円~ |
※ 12%金銀パラジウム合金 | × | ○ | ○ | △ | 8,200円~ |
※ 保険適応になりますので、それぞれの保険割合によって金額が異なります。
(形成からセメント料までで再診料などは含んでない10割です。)
審美性=見た目 耐久性=長持ちする 咬合性=噛み合せ 適合性=体に適合しているか(アレルギー)
他の被せ物素材と比べて耐久性が良いことが特徴です。
オールセラミックに比べると審美性は若干劣りますが、硬度が高いので、奥歯に使用できるという利点があります。
金属を一切使用せずにジルコニアの材料を使用したCAD/CAMを使い強度をあげています。
金属を使用しないので金属イオンの溶出がないので歯肉の変色・退縮がなくブラックマージンの防止もできます。
また、金属アレルギーの患者様への補綴修復が可能ですし、金属を介在しないので天然歯に近い透明性が得られます。
セラミックとプラスチックを掛け合わせた素材です。
色調、強度ともに保険のプラスチックに比べ優れ、メタルボンドなどの他の保険外の歯に比べると経済的です。
内面に金属を裏打ちしたセラミックのクラウンです。色調は天然歯に近く、変色などの心配も少ない、最もオーソドックスな保険外のクラウンになります。内面が金属のため、歯肉が黒くなることが有ります。
AGCは、内面は薄い純金で裏打ちしたセラミックのクラウンです。
純金ですので、身体に優しく、抗菌性が高いので2次虫歯の心配があまりありません。
また歯茎の黒ずみが少なく、審美性に優れています。
14k 18kの金で制作します。
金は生体親和性が非常に高く、抗菌性が高いので2次虫歯の心配があまりありません。
また、天然歯に近い硬さの為噛み合う歯を傷つけませんので噛む力が強い奥歯に最も適しています。
前歯部で保険適応の一般的な技工物です。フレーム(裏打ち)に金属を使用します。プラスチックで出来ており、吸水性があり、耐変色性に劣りますので口臭の原因になる事があります。個人差はありますが2~3年で変色するおそれがあります。(硬質レジン前装冠)小臼歯部で保険適応の技工物です。割れる事は少ないですが、摩耗してくることは有ります。また、表面はプラスチックで出来ている為吸水性があり、耐変色性におとりますので口臭の原因になることがあります、個人差はありますが、2年~3年で変色する恐れがあります。(硬質レジンジャケット冠)12%金銀パラジウム合金は、保険に用いられる銀歯です。噛む機能には問題ありません。長年の使用で黒く変色してくることがあります。金属の性質により2次虫歯や口臭の原因となることがあります。(12%金銀パラジウム合金)